お知らせ
入れ歯のお手入れについて
2024.9.01
Contents
こんにちは。
赤羽の歯医者「医療法人社団歯友会赤羽歯科 赤羽診療所」歯科医師の新井です。
今回は入れ歯のお手入れについてお話したいと思います。
入れ歯のお手入れの必要性
皆さんはいつもどのくらいの頻度で入れ歯を洗っていますか?
自分の歯ではないし洗わなくてもいいのではないかと思っている方もいるかもしれません。
しかし、それではいけません!入れ歯を洗わないと様々なリスクが発生する恐れがあるのです、、
例えば、細菌が付着した状態の入れ歯でご飯を食べたとします。するとご飯と一緒に細菌を飲み込んで気道に入ってしまい、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)を引き起こしてしまう事があります。
また、細菌が常に口腔内にある状態だとむし歯や歯周病、口臭などのリスクを高まります。
なので、ご自身の歯と一緒でご飯を食べた後は毎回入れ歯を洗うことが大切です。
入れ歯のお手入れ方法
まず入れ歯の洗い方についてお話していきます。
入れ歯は毎食後、お口から取り出して義歯ブラシで汚れを落としてお水で洗い流しましょう。義歯ブラシで洗うことをおすすめします。また、歯ブラシで洗う際は、毛先が柔らかいもので洗いましょう。硬いもので洗ってしまうと入れ歯を傷つけてしまう可能性があります。
夜には入れ歯洗浄剤に浸すとより効果的になります。入れ歯洗浄剤には除菌や脱臭、汚れの分解効果などがあります。
次に保管方法についてお話していきます。
入れ歯は乾燥したところに置いておくと変形してしまうので、寝ている間に入れ歯を外す方は水中で保管しましょう。
やっていない入れ歯のお手入れ
入れ歯のお手入れをすることは大切ですが、入れ歯を傷つけてしまうリスクもあります。
1つ目は熱湯につけることです。入れ歯はレジンという素材でできているため熱を加えると変形してしまいます。
2つ目は研磨剤の入った歯磨き粉で入れ歯を磨くことです。歯を磨くものだしきれいになりそうだと思ってしまいがちですが、入れ歯を研磨剤で傷付けてしまうため注意しましょう。
3つ目は漂白剤に浸けることです。漂白剤は強力な化学物質であり、入れ歯の表面や素材に傷をつけてしまう可能性があります。入れ歯の色が変色したり、表面が荒れてしまうことが考えられます。また、入れ歯洗浄剤を切らしてしまったら中性の洗剤で洗うことも可能です。ただし、あくまで入れ歯洗浄剤がお手元にないときに、一時的に入れ歯をきれいに洗うための方法なので常用することはおすすめしません。
入れ歯のお手入れの商品について
当院では、入れ歯洗浄剤フィジオクリーンキラリ(税込み780円)と義歯ブラシ(税込み440円)を販売しています。
フィジオクリーンキラリは、汚れや嫌なヌメリもスッキリ落とします。また、金属部分が黒ずみにくい成分でできています。是非、来院した際にお近くのスタッフや受付にお声かけください。
お口のことでお困りの方は、赤羽の歯医者 医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 赤羽診療所にご相談ください。
赤羽歯科赤羽診療所は、JR赤羽駅 徒歩6分 南北線志茂駅 徒歩7分
地域に密着した優しい診療所を行っています。