訪問歯科・無呼吸症候群・スポーツマウスガード
多様な診療メニュー ~訪問歯科・無呼吸症候群・スポーツマウスガード~
赤羽歯科「赤羽診療所」ではほかの歯科医院とは異なり、多様な診療メニューを案内しています。一口に歯や口腔内の悩みと言っても人それぞれなので、なるべく多くの方のご要望にお応えできるように努めています。たとえば、訪問歯科や無呼吸症候群の診療、スポーツマウスガードの作製などはその類です。こちらのページでは、それぞれのメニューごとに行っている取り組みについて紹介します。もしお困りの症状がありましたら、当院に一度ご相談ください。
訪問歯科診療
訪問歯科診療とは、心身に不自由を抱える患者さんに対し、院内ではなく自宅や施設などに訪問することで行う診察や治療を指します。特に近年の高齢化社会においては、「寝たきりで動けない」「認知症で通院が難しい」など、さまざまな要因で歯科診療を受けられない方が多く存在します。治療やケアをしないまま放置すると、虫歯や歯周病が進行したり、噛む・飲み込む・話すなどの口腔機能が衰える「オーラルフレイル」を招きやすくなったりしますので注意が必要です。
当院ではご年配の方や障害などで診察室に通院できなくなった患者さんを対象に、北区在宅もしくは以前赤羽歯科に通院されていた方のご自宅もしくは福祉施設などへの訪問歯科診察を行っています。歯科医師による診察はもちろん、歯科衛生士による口腔内のケアや入れ歯の調整・再製作などにも対応できます。対応エリアなど、ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に10秒以上呼吸が停止して無呼吸となる状態が、一晩で30回以上もしくは1時間に5回以上ある病気です。
睡眠時無呼吸症候群の原因
睡眠時無呼吸症候群には2つのタイプがあり、それぞれ原因が異なります。1つは、肥満などによって首や喉、口腔内が圧迫され、狭くなることで発生する「閉塞性睡眠時無呼吸タイプ」です。睡眠時無呼吸症候群と診断される方の多くはこのタイプであり、仰向けではいびきをかくのに横向きだといびきをかかない方の大半はこのタイプに該当します。2つ目は、脳が呼吸の指示を行わなくなる呼吸中枢の異常で発生する「中枢性睡眠時無呼吸タイプ」です。こちらは全体の数%の罹患率で、心不全の方に出やすいと言われています。
放置すると危険な睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まるため酸素が不足し、脳や心臓に大きな負担をかけます。そのため、脳卒中や心疾患のほか、高血圧や糖尿病との関連が指摘されている恐ろしい病気です。「ちょっと呼吸が止まっているくらいなら」と放置していると、大病を招きかねません。 呼吸が止まることで、睡眠の質が下がる点にも注意が必要です。しっかりと睡眠が取れていないせいで、昼間に強い眠気が出たり、疲労感が続いたりすることが多く、交通事故や心的ストレスの要因にもなります。睡眠時無呼吸症候群は放置せず、しっかりと治療することが大切です。
心当たりがある場合は早めの受診を
自分では睡眠時の異常は気づきにくいものですが、ご家族や友人などから無呼吸を指摘された場合は、放置しないで早めに受診して検査を受けましょう。当院では、睡眠中の気道閉塞を軽減する「マウスピース療法」を提案しています。睡眠時無呼吸症候群専用に製作したマウスピースを装着することで症状の改善を促します。
マウスピースは、耳鼻科や内科などで睡眠時無呼吸症候群の診断を受けた場合は健康保険適用が可能になりますが、自費診療でも製作できます。まずはお気軽のご相談ください。
スポーツマウスガードについて
ラグビーやアイスホッケーなど、選手間で激しく接触するスポーツでは、プロテクターなどでしっかりとガードしなければ大きなケガを負うことも多々あります。そして、それは口腔内においてより顕著です。歯が折れたり、唇や舌などの負傷を防いだりするには、マウスガードが有効になります。スポーツマウスガードは、歯や頭部への衝撃を緩和し、口腔内や顔面への外傷を防ぐほか、コンタクトスポーツでなくてもしっかりと噛みしめることで瞬発力や集中力などのパフォーマンスの向上が認められています。
スポーツマウスガードは市販品もありますが、歯科医院にてフルオーダーで作製することができます。フルオーダーなら、優れた装着感はもちろん、呼吸のしやすさや装着時の会話のしやすさなど自分仕様にできる点が魅力です。当院には併設の歯科技工所があるので、精密なスポーツマウスガードを最短中3日で製作可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。