お知らせ

スポーツマウスガードについて

2020.10.14

Contents

赤羽の歯医者 医療法人社団歯友会 赤羽歯科赤羽診療所の今回のコラムのテーマは・・・
「スポーツマウスガード(運動用のマウスピース)」についてです。

さて、私ども赤羽歯科の赤羽診療所がある東京都北区赤羽近辺では、スポーツをされている方をよく見かけます。例えば荒川の河川敷にあるゴルフ場、野球場、サッカー場やテニスコートで競技を楽しまれている方、土手の上でランニングやサイクリングなど、トレーニングをされている方もいらっしゃいます。
また赤羽から少し西にある西が丘という所には、国立スポーツ科学センター(通称 JISS)やナショナルトレーニングセンター(通称 NTC)など、アスリートを強化・育成する日本国内のスポーツの聖地と呼ばれている施設もあります。

赤羽周辺にはこのほかにも、陸上競技場やサッカー場、体育館、プールなど区の施設が充実しており多種多様なスポーツをする環境が整っています。

歯科の中にはスポーツ歯学という分野があり、そこではスポーツ外傷による歯の喪失や保存方法について学びます。その中の1つにスポーツマウスガードがあります。使用の目的と効果としては、歯の破折、亜脱臼、完全脱臼、口腔粘膜の損傷を予防し、大きな外力が加わったときの顎関節外傷の予防、骨折を防ぎます。また咬み合わせを安定させる目的で使用されることもあります。

ボクシングなどの顔面を直撃するような格闘技や、アメリカンフットボールなどのボディーコンタクトの多いスポーツでは装着を義務化されているものもあります。またラクロス(女子のみ義務化)やアイスホッケー(年齢制限あり)、バスケットボール(透明のみ可)、モータースポーツ(義務化の方向)など装着率は増えつつあります。

マウスガードの使用は口腔内の外傷を予防するとともに、身体のバランス、パフォーマンス、パワーなどに影響すると言われています。
・上下の歯が適切に咬み合うことで頭部が固定され、重心が取りやすくなる。
そのため、過剰な頭部、身体動揺が抑制される。
・安定した咬み合わせを与えることで、強い背筋力の発現、ひいては
パフォーマンスに影響する。
・咬み合わせが不安定な選手にマウスガードを使い安定させることで、
体の重心動揺は小さくなる。
など、このほかにも「マウスガードの装着はパフォーマンスを向上させる」といった主旨の報告がいくつもされています。そのため、弓道やアーチェリー、ライフル射撃、ゴルフ等でも使用している方が増えています。プロ野球でも使用している選手がいて、打撃の時、投手からのボールがよく見えるようになった。また、投球ホームが安定するようになった。などの効果が報告されています。

スポーツ専門店などに行くと、お湯で温めたり、自分でシリコンを練ったりして自分で口腔内に装着するタイプのものが市販されています。しかし、装着感が悪い、すぐに外れてしまう、咬み合わせが安定しないなど様々な問題が生じます。

その点、歯科医院で製作したカスタムメイドタイプはこれらの問題を克服します。特に市販品と比較すると、とてもしゃべり易いです。そのため声を出して指示をする競技にはとても向いています。競技によっては色や形が規定されている場合もありますので、本当のオーダーメイドです。厚さや色もそれぞれ変えられますし、名前やチームのマークを入れることも可能です。

小学生から高齢の方までどの年齢でも容易に使用出来て、歯や口の外傷を予防し、パフォーマンスの向上が見込まれる、そんなスポーツマウスガード。是非、試してみてはいかがでしょうか?

スポーツマウスガードは、赤羽の歯医者 医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 赤羽診療所にご相談下さい。

赤羽歯科赤羽診療所は、JR赤羽駅 徒歩6分 南北線志茂駅 徒歩7分
地域に密着した優しい診療を行っています。